熊本県の上益城消防組合の男性職員=当時(46)=が2019年に自殺し、上司のパワハラを防止する十分な対策を講じていなかったとして、遺族が組合に損害賠償を求めた訴訟の判決で、熊本地裁は2日、請求通り4千万円の支払いを命じた。