3日午前9時10分ごろ、札幌市白石区の市営地下鉄東西線南郷7丁目駅で、市内に住む男性が、宮の沢発新さっぽろ行きの列車(7両編成)と接触し、搬送先の病院で死亡が確認された。駅の防犯カメラには男性がホームドアを乗り越える様子が写っていた。男性の自宅には遺書のようなメモが残されており、白石署が経緯を調べている。
同署や札幌市交通局によると、ホームドアは正常に作動。運転手が急ブレーキをかけて警笛を鳴らしたが、男性はとどまっていた。男性は40代とみられる。
東西線は一部を除き約1時間45分にわたり運転を見合わせ、計27本が運休、約1万7千人が影響を受けた。