昨季16勝3敗で最多勝と勝率第1位に輝いたDeNAの東が4日、沖縄県宜野湾市のキャンプで初めて投球練習を行った。直球は低めに集まり、得意のスライダーなど変化球も含めて30球。「生命線であるコントロールの調整ができている。上々だと思う」と話した。
右足を踏み出す位置の近くにロージンを置いて目印とし、正しい投球動作を体に染みこませた。もっと投げたい気持ちもあったようだが「飛ばしすぎると後に響く。動作を丁寧に行える範囲で」と自重した。
今永が抜け、バウアーの去就も不透明なだけに、新エースとしての期待は大きい。三浦監督は「その道を歩み始めているのは間違いない」と期待を口にした。