昨年11月に67歳で死去した大相撲の先代高砂親方(元大関朝潮)の長岡末弘さんのお別れの会が5日、東京都内のホテルで開かれた。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が「大相撲に懸けた人生、本当にお疲れさまでした。天国から優しい笑顔で見守ってください」と涙ながらに弔辞を述べた。
弟子で元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさんも訪れ「最後に会いたかった。握手して別れたかった」と話した。一般献花は午後1時半から実施。
高知県出身の長岡さんは近大相撲部から鳴り物入りで高砂部屋に入門。押し相撲で大関時代に優勝1度を記録し、大きな体と陽気な性格から「大ちゃん」の愛称で人気を博した。