【パリ共同】柔道日本男子の鈴木桂治監督は4日、グランドスラム・パリ大会の男子100キロ級を制したウルフ・アロン(パーク24)について「優勝は代表選考において非常に大きい。強化委員会に諮る流れになっていくのかなと思う」と語った。同級はパリ五輪男女14階級で日本代表が唯一内定していない。
男子100キロ級では、東京五輪覇者のウルフと争っていた新井道大(東海大)が3回戦敗退。両者に明確な優劣がついた。全日本柔道連盟は今月中旬に同級の代表内定者を審議する強化委員会の開催を予定している。
不振が続いていたウルフは2021年東京五輪後で初の国際大会制覇。