フィギュアスケートの元世界王者で、昨季限りで引退した高橋大輔さん(37)が5日、千葉県内で取材に応じ、初めて企画、選曲など制作面を総指揮するアイスショー「滑走屋」(10~12日・福岡市)に向けて「挑戦というか、自分がやってみたいものを形にした。(観客に)見てもらって、どう思ってくれるか楽しみ」と抱負を語った。
国内大会を視察し、滑りのスピードや力強さを重視して若手選手を選抜。チケットも最高で1万2千円と価格を抑えた。報道陣に公開した氷上練習では、一気に14分間も滑り続けるオープニングの一部を確認。普及と強化両面への思いを込めた公演で「これが続いていけばいい」と願った。