柔道のグランドスラム(GS)パリ大会の男子100キロ級で優勝し、今夏のパリ五輪代表内定を濃厚としたウルフ・アロン(パーク24)が6日、羽田空港に帰国し「思い切りよく技をかけ切れた。過信することなく、自信をもって試合ができた」と喜びを語った。
全日本柔道連盟は日本勢の男女14階級で唯一パリ五輪代表が未定の男子100キロ級について、今月中旬の強化委員会で内定者を協議。2021年東京五輪金メダリストは「東京五輪後は結果が出ない時期が続いたが、腐ることなく過ごした結果だ」と安堵した。
パリ五輪を視野に入れ、今後はさらに国際大会に出場しながら仕上げる計画だという。