【ワシントン共同】バイデン米大統領(81)は4日に西部ネバダ州で開いた選挙集会で、フランスの大統領をマクロン氏ではなく、1995年に退任し翌年死去したミッテラン氏と言い間違えた。これまでも人名や国名、肩書の言い間違えを繰り返している。大統領選が迫る中、共和党は高齢による物忘れを格好の攻撃材料にしそうだ。
G7首脳会議でマクロン氏とのエピソードを語ろうとして「ドイツのミッテラン」と言った後に「フランスの」と言い直したが、マクロン氏とは訂正しなかった。
一方、トランプ前大統領(77)も演説中にヘイリー元国連大使とペロシ元下院議長を混同するなど衰えを懸念する声が出ている。