右肘手術から復帰2年目となる中日先発候補の梅津が沖縄・北谷キャンプで順調に調整している。7日は初めてフリー打撃登板。最速で150キロを計測するなど力強い速球を披露し「痛みがない状態で野球ができるのは楽しい」とはにかんだ。
昨季24本塁打の細川、若手の三好にカーブも交えて計46球。出力は「8割程度」ながらも勢いのある球で詰まらせる場面も多かった。「ある程度ストライクゾーンに投げられた。この時期では上出来」と納得顔だった。
配球の幅を広げるために改良に取り組むカーブは、今中臨時コーチの指導を仰ぎ、「今後のブルペンで精度を上げていきたい」と意欲的だった。