日本ハムの沖縄・名護キャンプで7日に行われた紅白戦で、野村が本塁打を放った。初球の直球を「イメージ通りに振ることができた」と伸びやかなスイングで捉え、左中間席へきれいな放物線を描いた。
開幕前から4番に指名された昨季は形や重さの違うさまざまなバットを試した結果、長い不振に陥った。今季は重心を先に定め、材質をより硬くした1種類のみを使用。「ボールに負けずに押し込む感覚」をしっかりと両手で感じながら、持ち前の長打力に磨きをかけている。
昨季三塁を明け渡した清宮の負傷で、定位置奪還の好機が巡ってきており「サードは空いていないぞと証明したい」と試合後は特守でユニホームを汚した。