米大リーグ、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんが9日、巨人の春季キャンプで臨時コーチを務めるため訪れた宮崎市で、故郷の石川県が能登半島地震で甚大な被害を受けたことについて「心が痛みます。小さい時から見ていた景色は記憶に残っている。そういうのが変わってしまったのは私自身もショックを受けている」と言葉を選びながら思いを語った。
松井さんは出身地の能美市を通じて義援金1千万円を寄付しており「これから街も人も、立ち上がって復興していく。皆さんの前を向いていく姿を、県民の一人として応援していきたい」と語った。