NHK福祉大相撲が10日、東京・両国国技館で行われ、初場所後に大関昇進を果たした琴ノ若がトークショーに臨み、注目される春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けて「責任感、自覚、緊張感が必要な地位。優勝して上の番付への足掛かりをつくれるようにやっていく」と抱負を語った。
初場所の優勝決定戦で横綱照ノ富士に敗れた一番のVTRが流れると、琴ノ若は悔しげな表情を浮かべた。26歳の看板力士は「これが横綱なのだと、自分が目指していく上で肌で感じさせてもらった。この経験が今後、大事になってくると思う」と率直に語った。