J1広島が10日、今季から使用する新本拠地「エディオンピースウイング広島」の初試合でG大阪と対戦した。選手交代の制限なしで行われたプレシーズンマッチは1―2で逆転負けしたが、2万6418人がスタンドを埋め、真新しいサッカー専用スタジアムは大歓声に包まれた。
試合前のキックインセレモニーには、前身のマツダ時代に監督を務めるなど、要職で長年クラブを支えた今西和男さんらが登場。広島一筋で21シーズン目のMF青山は先発出場し「感動的だった。待ち望んでいた瞬間。間違いなく特別なシーズンになる」と話した。
主将で守備の要のDF佐々木は「素晴らしい雰囲気で、ピッチに立てる幸せを感じた」と話した。