スノーボードのW杯ハーフパイプで、ともに2季連続2度目の種目別制覇を果たした女子の小野光希(バートン)、男子の平野流佳(太成学院大)ら日本チームが13日、成田空港に帰国し、W杯を3連勝で締めくくった19歳の小野は「昨季よりも自分でつかみ取った感じがあるのでうれしい。自信にもつながった」と充実感をにじませた。
21歳の平野流は1月末に左足首を負傷し、松葉づえを持って車いすで帰国。今季は優勝こそなかったが、5戦中4戦で表彰台に上がった。最終戦も痛みを抱えながら2位に入って、年間王者の座を守り「諦めたくなかった。優勝できなかったのは悔しいが、結果が出て良かった」と安堵した。