西武のドラフト1位新人の武内(国学院大)が18日、宮崎・日南キャンプで初めて打撃投手を務め、即戦力候補の実力の一端を示した。蛭間と長谷川に対して計40球を投げ、バットの芯で捉えられた打球はゼロ。空振りも三つ奪い「自分の気持ちも入って、試合を想定したピッチングができた」と納得の表情だった。
直球で押し込んだファウルが目立った。変化球との緩急で、打者のタイミングを崩す場面もあった。投球後には捕手の古賀から、腕の振りなどが同じでツーシームとチェンジアップの見分けが付かないと言われたといい「それもいいところだと思う」と胸を張った。 降板時にはファンから大きな拍手を送られた。