【北京共同】中国で邦画「百円の恋」をリメークした「熱辣滾トウ」の興行収入が10~17日の春節(旧正月)連休中に27億1500万元(約560億円)に上り、この期間中に上映された映画で首位だった。中国メディアが19日報じた。主演俳優が役作りで厳しい減量に成功した姿に共感が広がり、SNSには「新年にやる気になった」との投稿が相次いだ。
春節連休中の中国全体の映画興行収入は80億元を超え、過去最高だった。連休初日の10日に公開された同作品の興行収入は全体の約3割を占める。
2014年公開の「百円の恋」は安藤サクラさんが主演し、ニートの女性がボクシングを始めて人生が変わっていく展開だった。