【ワシントン共同】米ニュースサイト、アクシオスは21日、バーンズ中央情報局（CIA）長官が23日にパリを訪問する見通しだと報じた。パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの拘束下にある人質の解放に向け、イスラエルやエジプト、カタールの政府高官と協議する。
バイデン米政権は3月10日ごろ始まるイスラム教のラマダン（断食月）前の人質解放交渉の合意を目指しているが、イスラエルとハマスの立場の相違点が残っている。
米メディアによると、バーンズ氏は2月13日、カイロでエジプトのシシ大統領と会談するなど、イスラエルとハマスの戦闘休止を実現する方策も探っている。