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ボランティア拠点の運用開始 宿泊で被災地活動時間を確保

共同通信 2024年2月26日 18時43分

 石川県は26日、能登半島地震の一般ボランティア用に設置した宿泊拠点の運用を始めた。半島北部の穴水町にある廃校になった中学校の校舎を活用。ホテルの多い金沢市から日帰りで往復するのに比べて被災地での活動時間を確保できるため、参加者は歓迎する。一方で安全確認に時間がかかるといった事情から、活動領域は思うように広がっていない。

 穴水町比良の拠点には定員1~2人のテント95張りを用意。参加者は寝袋を持参し、2食分の食事代千円を払う。

 県は一般ボランティアへの応募殺到を防ぐため、1月6日から受け付けを一元管理。2月22日時点で延べ3891人が活動するものの、作業時間確保が課題だった。

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