【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は6日、オンラインで取材に応じ、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルの選手団が今夏のパリ五輪に出場することに「何の疑問もない。(大会中も)安心して過ごしてほしい」と容認する考えを明かした。イスラエルを巡り、何らかの処分を求める声も一部で上がっていた。
ウクライナの東部ドネツクなど一部地域のスポーツ組織を一方的に編入し、同国オリンピック委員会の自治権を侵害したことなどを理由に無期限の資格停止処分を科したロシア・オリンピック委員会(ROC)と状況が違うとの認識も示した。