ドジャースの大谷は17日、ソウルで行われた韓国プロ野球チームとのプレシーズンゲームで2打席連続の空振り三振に終わったが、持ち前の豪快なスイングで韓国ファンの目をくぎ付けにした。一回、真ん中高めの直球にヘルメットがずれるほどの強振。二回は再び球速146キロに思い切り良くバットを出し、その場にヘルメットが脱げ落ちた。初めて見る昨季本塁打王のスイングスピードに、場内はどよめいた。
相手先発のフラードとはエンゼルスで18、19年に対戦、11打数2安打と抑えられていた。当時レンジャーズにいたフラードは、久しぶりに相まみえた大谷に「毎年レベルを上げている」と進化の度合いを見て取った。