サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本と対戦する北朝鮮男子代表の選手が19日午後、北京から羽田空港に到着した。空港の到着ロビーでは多数の在日朝鮮人らが同胞を出迎え、選手らも笑顔で手を振って応じた。
北朝鮮代表の来日は、パリ五輪アジア最終予選で2月下旬に日本代表と国立競技場で対戦したサッカー女子代表以来。到着した選手らがロビーを1列で進むと「マンセー(万歳)」「アンニョンハシムニカ(こんにちは)」と歓声が上がった。
試合は21日に東京・国立競技場で行われる。日本政府は独自制裁として北朝鮮籍保有者の入国を原則禁止しているが、スポーツ交流は特例として認めている。