【ソウル共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めた水原一平氏が違法賭博疑惑で契約解除されたというニュースに、ソウルの高尺スカイドームで21日に行われた開幕シリーズ第2戦を訪れたファンの間にも衝撃が広がった。
かつて水原氏が在籍したプロ野球日本ハムのユニホームを着て観戦した韓国人女性は「大谷さんをずっと支えてきた方だけに寂しい」と声を落とした。現地でも大谷選手の話題で持ちきりだっただけに「韓国でもとても驚かれている」と盛り上がりに水を差すような出来事を残念がった。
大谷選手のファンで、米国でのキャンプも訪問したという40代の日本人男性は「いつも大谷選手のサポートをされていて、家族以上の関係だったのでは。そんな人ではないと、みんなが思っているはず」と驚きを隠せなかった。
韓国メディアでは一斉に「裏切り」などと報じられ、ソウル新聞は「スター通訳、二つの顔」と見出しを付けた。