サッカーのW杯アジア2次予選で21日、田中が北朝鮮戦で持ち味の攻撃参加をいきなり発揮し、貴重なゴールを奪った。試合開始からわずか1分20秒ほど。堂安の右からの折り返しを右足のワンタッチで蹴り込んだ。「最初の試合に勝つことが何より重要」と意気込んでいたMFは気持ちよさそうに両腕を掲げた。
1~2月のアジア・カップには選ばれず、日本の準々決勝敗退をドイツから見守った。「負けて気付かされることは多い。そこから学ぶことも大切」。再出発となった試合で先発し、目に見える結果で期待に応えた。
ドイツ2部リーグでは15日の試合で今季6点目を決めた。好調ぶりを示すようにパス回しでも起点となった。