兵庫県西宮市の甲子園球場で開催中の第96回選抜高校野球大会で25日、第1試合に日本航空石川、第2試合に星稜が登場した。石川県勢の両校を応援するアルプス席では、日本航空石川の宝田一慧主将の父らが声援で後押し。「息子の成長した姿を見られてうれしい」と感無量の様子だった。
日本航空石川の試合では、系列校や近江(滋賀)のブラスバンドなどが協力し、約2400人の応援団が結成された。
スタンドには昨秋の石川県大会で日本航空石川と対戦した能登地区の輪島や、羽咋工の球児らの姿も。学校のマイクロバスで甲子園に来場したという輪島の池壱心選手は「甲子園で試合を見られて楽しい」と話した。