モントリオールで開催されたフィギュアスケートの世界選手権の女子で56年ぶりの3連覇を果たした坂本花織(シスメックス)が26日、羽田空港に帰国し「56年ぶりっていうすごい大偉業を達成することができて、もう本当にうれしい気持ちでいっぱい」と満面の笑みで語った。
3連覇は日本勢初で、通算3度の優勝は浅田真央に並んだ。「自分たちは真央ちゃんたちの世代を見てやってきた。今度は自分たちがやる番。いい波が次につながればいい」と責任感をにじませた。
今季の国際大会は全勝。今後の課題に3回転ルッツの修正を挙げ「現実的にはルッツをフリーで2本入れる構成が一番早くできること」と意欲的に話した。