日本相撲協会の新体制発足に伴う職務変更で、音羽山親方(元横綱鶴竜)と武隈親方(元大関豪栄道)が審判部に入ることが26日、関係者の話で分かった。大相撲夏場所(5月12日初日・両国国技館)から土俵下の勝負審判を務める。27日の理事会で決まる予定。
モンゴル出身の音羽山親方は井筒部屋に入門してもろ差しを磨き、2014年春場所後に第71代横綱に昇進。優勝6度を記録した。21年春場所限りで現役引退後、昨年12月に陸奥部屋から独立して音羽山部屋を創設した。
大阪府出身の武隈親方は速攻相撲で優勝1度。20年初場所限りで現役を引退した。22年2月に境川部屋から独立し、武隈部屋を設立した。