巨人は26日、1月に獲得したルーグネッド・オドーア外野手(30)が退団すると発表した。阿部慎之助監督が開幕1軍のメンバーから外し2軍で調整させる構想を伝えたところ、米国へ戻りたいと申し出があったという。オープン戦は12試合で打率1割7分6厘にとどまり、本塁打も打点もなかった。
オドーアは米大リーグ通算178本塁打をマーク。左の強打者として期待され、2月中旬の那覇キャンプから合流していた。吉村禎章編成本部長は「ファームに落ちることは受け入れられないということだった。何度も話し、説明を続けたが、彼の気持ちは変わらなかった」と説明した。