27日、選抜高校野球大会の2回戦が行われ、大阪桐蔭が神村学園(鹿児島)に4―2で勝ち、西谷浩一監督(54)が春夏合わせた甲子園大会の監督通算勝利数で単独最多の69勝目を挙げた。22日の1回戦の勝利で、智弁和歌山などで指揮を執った高嶋仁さんと68勝で並んでいた。
西谷監督は報徳学園(兵庫)、関大を経て、1993年に大阪桐蔭のコーチとなり、98年に監督就任。2005年夏の全国選手権大会で初勝利を挙げ、春の選抜大会で33勝(7敗)、夏は36勝(6敗)を積み上げた。
甲子園大会の優勝回数は春4度、夏4度で、12年と18年には春夏連覇を達成した。