男子ゴルフの日本ツアーは28日、東建ホームメイト・カップで開幕する。12月1日閉幕の日本シリーズJTカップまで24戦が予定されている。昨季賞金王、中島啓太と3位の金谷拓実が海外を主戦場としただけに、ともに2勝した2位の蝉川泰果や6位の平田憲聖ら若手の活躍が盛り上げに不可欠だ。
蝉川はイーグル率1位、バーディー率2位と攻撃的なプレーが持ち味。フェアウエーを捉える確率を上げれば初の賞金王も見えてくる。
国内三大大会の日本プロ選手権を制した平田は派手さはないが堅実なプレーでスコアをつくる。昨シーズン2勝で31歳の今平周吾、相変わらずの人気を誇る32歳の石川遼らにも期待が懸かる。