選抜高校野球大会第10日は30日、甲子園球場で準決勝が行われ、高崎健康福祉大高崎(群馬)と報徳学園(兵庫)が決勝に進んだ。健大高崎は春夏通じて初の決勝。群馬県勢として春は69年ぶりの決勝進出で初制覇を狙う。前回準優勝の報徳学園は2年連続4度目の決勝で、22年ぶり3度目の頂点を目指す。
健大高崎は昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)に5―4で逆転勝ち。1点を追う七回に4長短打で3点を奪った。
報徳学園は中央学院(千葉)を4―2で下した。一回に先制し、中盤に加点。間木、今朝丸の継投で逃げ切った。
決勝は31日午後0時半から行われる。