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国内最古の高速リフト引退 38年、北海道のスキー場

共同通信 2024年3月31日 17時29分

 北海道倶知安町のスキー場「ニセコ東急グラン・ヒラフ」に設置され、乗り降り時の安全確保と高速化を実現した4人乗り自動循環式リフトとしては国内最古だった「エース第2センターフォーリフト」が31日に運行を終えた。1985年に登場し、バブル期のスキーブームやインバウンド(訪日客)の需要拡大を支え、延べ2500万人以上を運んだ。

 ニセコ東急リゾートや施工した安全索道(滋賀県)によると、センターフォーは長さ約1720メートル。標高約820メートルのスキー場中腹まで約500メートルの高低差を7分あまりで結んでいた。乗降時にワイヤから椅子が外れて減速し、乗り込むと加速する自動循環式の先駆け。

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