【ワシントン共同】カービー米大統領補佐官は2日の記者会見で、イスラエル軍がガザで1日に食料支援団体の車両を攻撃し、団体メンバー7人が死亡した事案に「激しく憤っている」と述べ、非難した。
バイデン政権は同盟国イスラエルに民間人被害の拡大を回避するよう促しているが、公然と批判するのは異例。バイデン大統領は団体創設者の米国人ホセ・アンドレス氏に電話して哀悼の意を示し、支援関係者の保護をイスラエルに念押しすると伝達した。
ブリンケン国務長官は2日、イスラエルに「徹底的かつ公平な調査」を求めたと述べた。カービー氏は、イスラエルが調査結果を公表し、責任追及がなされることを期待していると語った。