【ロンドン共同】フィンランドの警察は3日、首都ヘルシンキ近郊の学校で男子児童(12)が発砲し、同級生の男児(12)が死亡、いずれも12歳の女児2人が負傷した2日の事件はいじめが動機だったと発表した。同国メディアが報じた。政府機関など公共施設は、哀悼を示す半旗を掲げた。
警察は発砲した男児が特定の児童を狙っていたかどうかは明らかにしておらず、死傷した3人がいじめに関与していたかどうかは不明。発砲した男児は今年初めにこの学校に転入していた。
フィンランドでは2007年と08年にそれぞれ、高校などで生徒や学生による発砲で複数が死亡する事件が発生した。