【テヘラン共同】イラン各地で5日、反イスラエル集会が開かれた。革命防衛隊の将官らが死亡したシリア首都ダマスカスにあるイラン大使館への1日の空爆に対し、保守強硬派を中心に多くの国民が激怒。イラン指導部は敵対するイスラエルの攻撃と断定しており、報復論が高まっている。
集会に参加した市民は「イスラエルに死を」「イスラエルは抹消されなければならない」と繰り返し叫んだ。パレスチナの旗や、イスラエル軍と交戦しているレバノンの親イラン武装組織ヒズボラの旗を掲げるなどして連帯を示した。
国営テレビによると、空爆で死亡した革命防衛隊の将官ら7人の葬儀が5日、首都テヘランで営まれた。