【ワシントン共同】英国のキャメロン外相は8日、米南部フロリダ州でトランプ前大統領と会談した。11月の大統領選でトランプ氏が返り咲くことも視野に入れた対応。キャメロン氏は9日、ワシントンでの記者会見で「パレスチナ自治区ガザやウクライナ、北大西洋条約機構(NATO)の将来を協議した」と述べ、国際情勢を話し合ったことを明らかにした。
キャメロン氏はトランプ氏の私邸マールアラーゴで夕食も共にした。「閣僚が他国の野党政治家と接触するのは前例に沿ったものだ」と説明し、非公式な会談だとして詳細には触れなかった。