体操のパリ五輪代表2次選考会を兼ねる個人総合の全日本選手権最終日は14日、群馬県の高崎アリーナで男子決勝が行われ、既に代表に決まっている22歳の橋本大輝が合計176.164点で4年連続4度目の優勝を果たした。2008~17年に10大会連続で制した内村航平以来の4連覇。決勝の6種目合計は87.965点で、12日の予選に続いてトップだった。
20歳の岡慎之助が3.900点差で初の表彰台となる2位に入り、萱和磨が3位で続いた。杉野正尭が4位、土井陵輔が5位、34歳の田中佑典(田中ク)が6位。
残り4枠の代表は、全日本の得点を持ち点に争う5月のNHK杯で決定する。