【ニューデリー共同】インドで19日に下院総選挙の投票が始まるのを前に、モディ首相率いる与党インド人民党は14日、マニフェスト(政権公約)を発表し、インフラ整備を一層進める方針を掲げた。日本の新幹線方式を採用した初の高速鉄道計画が西部で進む中、モディ氏は北部や南部、東部にも高速鉄道網を拡大する意欲を示した。
西部以外での計画に関し、時期や場所などの具体的な内容は明らかにしなかった。インド初の高速鉄道計画は西部アーメダバードと商都ムンバイ間で進んでおり、2026年にも開業できる見通しだ。政権公約では貧困層や女性など社会的弱者の支援や、若者の起業を後押しする方針も示した。