世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ(5月6日・東京ドーム)で世界初挑戦する同級3位の桑原拓(大橋)が16日、横浜市の大橋ジムで練習を公開し「初の世界戦が東京ドームだが、萎縮せず臨みたい。今までで一番といえるぐらい、ばっちり仕上がっている」と意気込みを語った。初防衛が懸かる王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に挑む。
21年7月、日本王者だったユーリ阿久井に10回TKO負けしており「まっさらな状態で挑む。難しいが、リベンジを果たし王者になる」と力を込めた。この日、シャドーボクシングなどで汗を流した桑原は「ハートの強さで勝負したい」と語った。