【パリ共同】パリ五輪は開幕まで17日で100日となった。パリ市内は五輪関連のポスターや標識が掲示され、会場などの準備が着実に進む一方、混迷の世界情勢が大会に影を落とす。市中心部のセーヌ川で実施する開会式はテロへの懸念が高まり、代替案も浮上。予断を許さない状況で「平和の祭典」へ向かう。
16日に古代五輪発祥の地、ギリシャ西部のオリンピア遺跡で聖火リレーがスタートした。聖火は5月8日にフランス南部マルセイユに到着。約1万人がリレーして海外領土を含むフランスの400以上の市町村を巡る。
パリ五輪は7月26日に開会式が行われ、8月11日に閉幕する。