【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は、在ウクライナ米大使館に軍事顧問数人を追加派遣することを検討していると明らかにした。米ニュースサイト、ポリティコが20日報じた。ロシアとの戦闘には直接関与せず、ウクライナ政府や同国軍に助言し、側面支援する。
ロシアのウクライナ侵攻が長期化する中、米国がウクライナの防衛を支え続ける姿勢をアピールする狙いがある。
軍事顧問は米国がウクライナに提供した兵器の維持管理の支援もする見通し。米政府当局者によると、少人数の米軍関係者が既に交代制で首都キーウ(キエフ)の米大使館に派遣されている。