キルギスで行われたレスリングのパリ五輪アジア予選で、男子グレコローマンスタイル67キロ級の五輪代表を決めた曽我部京太郎(ALSOK)が23日、成田空港に帰国し「パリで金メダルを取るのが本当の目標。もう次に向かっている。燃えている」と引き締まった表情で話した。
22歳の曽我部は前に出る姿勢が光り、上位2人に与えられる五輪出場枠を獲得して代表に決定。今後は、6月にハンガリーでの国際大会に出場するという。
日体大の同期で男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎(三恵海運)も五輪切符をつかんだ。曽我部は「金メダルは2人とも目指す場所。ライバルだし、刺激になる」と話した。