1972年札幌冬季五輪のスキー・ジャンプ70m級(現ノーマルヒル)で金メダルを獲得した笠谷幸生さんの訃報を受け、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)は26日、追悼記事を掲載し、ジャンプ男子を統括するサンドロ・ペルティレ氏は「悲しく、大きな損失。この種目における伝説的な五輪王者の一人だった」と悼んだ。
笠谷さんが71~72年シーズンのジャンプ週間で3連勝しながら、札幌五輪に備えるために最終戦を欠場して帰国したエピソードも紹介した。
22年北京冬季五輪金メダリストの小林陵侑は「ジャンプ界のみならずスキー界をリードしてくれた方と聞いています。ご冥福をお祈りいたします」とコメントした。