【エルサレム共同】米国の食料支援団体ワールド・セントラル・キッチンは28日、パレスチナ自治区ガザでの活動を再開するとの声明を発表した。団体はメンバー7人が1日にガザを車で移動中、イスラエル軍の攻撃により死亡したことを受け、活動を中断していた。
団体は「ガザの人道状況は依然として悲惨だ」と強調。「できる限り多くの人々に食料を供給する」と表明した。
7人には英国人や米国とカナダの二重国籍者などが含まれていた。バイデン米大統領がイスラエルを公然と批判するなど、各国から非難が相次いだ。イスラエル軍は軍高官2人を解任する処分を発表した。