【モスクワ共同】ロシア極東沿海地方のウラジオストクから29日、北朝鮮に向けてロシア人団体旅行客が高麗航空便で出発した。主催するウラジオストクの旅行会社によると、2月上旬以来5度目のツアーで、今回はモスクワの旅行会社と初めて提携した。国内各地から約120人が参加する。
北西部サンクトペテルブルクから娘(21)と参加した会社員セルゲイさん(52)は「北朝鮮は伝統的友好国で、閉鎖的だが興味深い国。歓迎されると期待している」と話した。
沿海地方政府によると5月3日までの日程で、平壌のほか、平安北道の妙香山を訪問予定。