【ブラジリア共同】ブラジルのルラ大統領は4月30日、首都ブラジリアで日本メディアの合同インタビューに応じ、政権が注力する気候変動対策について「日本に大きな期待を持っている。パートナーになってほしい」と述べ、アマゾン地域などの森林保護に向けた支援拡大に期待を示した。
ルラ氏は、アマゾンで伐採した分だけ植林する伐採実質ゼロを掲げ、2030年までの達成を目指している。今年、議長国を務める20カ国・地域(G20)で取り組むテーマの3本柱の一つに気候変動を挙げている。
ブラジリアで5月3日にルラ氏と岸田文雄首相の首脳会談が予定されており、岸田氏は支援強化を表明する見通し。