【北京共同】中国文化観光省は6日、労働節(メーデー)に伴う5日間の大型連休中に国内旅行したのは前年比7.6%増の延べ2億9500万人に上り、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年比で28.2%増えたとの推計を発表した。国内の旅行収入は1668億元(約3兆5千億円)で、19年の水準を上回った。新華社が報じた。
中国政府が昨年1月にコロナ感染対策を抜本緩和して以降、停滞していた旅行の回復傾向が続いている。
中国国家移民管理局も6日、連休中の出入国者数が前年比35.1%増の846万6千人に達したと発表。このうち外国人の出入国者数は77万9千人で、前年比で98.7%増えた。