【北京共同】中国の習近平国家主席とフランスのマクロン大統領は6日、パリでの首脳会談後に中東情勢に関する共同声明を発表し、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ最南部ラファの地上侵攻計画に反対すると表明した。新華社が報じた。
共同声明はラファへの地上侵攻を実行に移せば「さらに大規模な人道危機をもたらす」と懸念を示した。持続可能な停戦を実現し、人道主義に基づく援助と市民の保護を確保するのが「急務だ」と訴えた。
中国とフランスは国連安全保障理事会の常任理事国として、「建設的な解決」に向けて共に尽力するとした。