中央快速線に2024年度末以降に導入予定のグリーン車について、JR東日本は8日、朝や夕のラッシュ時に折り返す際の車内清掃などを想定した訓練を東京駅で報道陣に公開した。
訓練は、電車が東京駅に到着した想定で実施。乗客役がグリーン車を降りた後、清掃スタッフが車内のごみを取り除き、座席を自動で回転させるまでの手順を確認した。
ラッシュ時の場合、車内清掃に充てられるのは1分程度といい、JR東の担当者は「乗務員との連携や、乗客の流動性を改善させていきたい」と語った。
JR東によると、中央快速線(東京―大月)と、直通運転する青梅線(立川―青梅)で導入を検討。現在の10両編成に2両を増結する。