【キーウ共同】ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は8日、同国西部リビウ州、南部ザポロジエ州を含む6州で7日夜から8日にかけて、電力施設に対するロシア軍の攻撃があったと明らかにした。ゼレンスキー大統領によると、ミサイル50発以上、無人機20機以上が使われた。一部で火災が起きたもようだ。
攻撃されたのは、他に中部のポルタワ、ビンニツァ、キロボフラード、西部のイワノフランコフスクの各州。
ロシア通信が現地軍事筋の情報として伝えたところによると、ロシア軍は8日未明、NATO側が供与するF16戦闘機などの受け入れを準備していたリビウ州の空港や軍事工場、鉄道施設などを空爆した。