中国とロシアは16日に両国首脳が署名した共同声明で、米国と同盟国による北朝鮮への「軍事的脅迫」と対決姿勢をやめるよう求めた。
朝鮮半島問題は外交的手段による正常化が必要だと指摘。北朝鮮への制裁を解除して軍事的緊張を緩和し、周辺国も加わった同半島の安全保障に関する対話再開の条件づくりをするよう呼びかけた。
中東情勢では、パレスチナ問題の公正で恒久的な解決を主張。パレスチナ国家樹立によるイスラエルとの「2国家共存」を目指す必要性を指摘した。
また北極の軍事化に反対する立場でも一致したとしている。(共同)